2026年7月から9月まで公開していたコインロッカー検索のために集めた、427駅・818か所のロッカーのデータ(2026年9月17日時点)を使っています。85%はJR東日本系のマルチエキューブのロッカーで、ほかに東京メトロ、東急、京王、西武などの公開情報があります。
スーツケースが入るかどうかは、サイズの名前ではなく、事業者が公開している内寸で判定しています。同じ「Lサイズ」でも事業者によって高さが倍近く違うためです。台数は事業者が公開している値をそのまま足したもので、実際の扉の数と一致するかは確かめられていないため、比率として読んでください。
このテーマで分かったこと
記事
- スーツケースが入るロッカーは新幹線の駅に集まっていた|乗降客数では決まらない大きいロッカーの数JR東日本系のコインロッカー697か所を集計すると、スーツケースが入る大きいロッカーの38%が、新幹線の停まる21駅に集まっていました。1日の乗降客数が7千人ほどの越後湯沢駅は、79万人の新橋駅より大きいロッカーが多い。大きいロッカーの数は、乗降客数ではなく、旅行者が荷物を持って降りるかで決まっています。
- コインロッカーの「Lサイズ」は同じ大きさではない|内寸を比べたら高さ86cmと50cmがあった駅のコインロッカーの内寸を事業者ごとに比べました。JR東日本系のLサイズは高さ86cmなのに、東急線のLサイズは50.2cmで、JRのMサイズとほぼ同じです。サイズの名前ではなく内寸で選ぶべき理由と、荷物ごとに必要な大きさをまとめます。
- 改札の中と外、スーツケースを預けやすいのはどっち?|818か所のコインロッカーを集計駅のコインロッカー818か所を、改札の中と外に分けて集計しました。スーツケースが入る大きなロッカーの割合は改札の中の方が高く、改札の外には大きいロッカーが無い駅も54駅ありました。預ける場所の選び方をデータから考えます。
- コインロッカーの料金は駅でどう違うか|同じ事業者でも京都・新大阪・博多は高かった駅のコインロッカーの料金を、事業者・サイズ・駅ごとに比べました。JR東日本系のLサイズは多くの駅で1,300円ですが、東京・新宿などは1,400円、京都・新大阪・博多は1,500円。容量あたりで見ると、大きいサイズほど割安になることも分かりました。
- 東京駅でスーツケースを預けるなら|33か所のコインロッカーを改札の内外・出口ごとに整理した東京駅のコインロッカー33か所を、改札の中と外、丸の内側と八重洲側に分けて整理しました。特大のLWがあるのは3か所だけ。乗る電車や行き先によって、どこに預けると動きやすいかをまとめます。
- 駅のコインロッカーが全部埋まっていたら|427駅の6割はロッカーが1か所だけだった駅のコインロッカーの設置場所の数を427駅で数えると、275駅(64%)は1か所だけでした。そこが埋まっていたら駅の中にほかの選択肢はありません。埋まりやすい条件と、埋まっていたときの次の手を、データと合わせてまとめます。