STATION AREA
全国1,882駅の徒歩圏にある店や施設を数えたデータから、地域ごとの違いを見ます。
- 駅にいちばん近い100円ショップは半分以上がダイソー|東京はキャンドゥ、大阪はセリアとワッツが強い全国1,882駅で、いちばん近い100円ショップのチェーンを数えました。全国ではダイソーが54.4%。東京ではキャンドゥ、近畿と九州ではセリアが2位に入ります。歩いて10分(800m)以内に100円ショップがある駅は半分ほどでした。
- 駅にいちばん近いカフェチェーンは、東京はドトール、愛知はコメダ|全国1,882駅で数えた全国1,882駅で、いちばん近いカフェチェーンを数えました。全国ではスターバックスが26.3%で1位ですが、東京都ではドトールが2倍以上の差で1位、愛知県ではコメダ珈琲店が6割近くを占めます。チェーンごとに「駅からの距離」の性格もはっきり違いました。
- 駅前の牛丼は松屋、ハンバーガーはマクドナルド|全国1,882駅でいちばん近いチェーンを数えた全国1,882駅で、いちばん近い牛丼チェーンとハンバーガーチェーンを数えました。牛丼は松屋34.8%・すき家29.7%・吉野家26.4%と3社が競り合い、関東は松屋、中部と九州は吉野家が1位。ハンバーガーはマクドナルドが54.6%でした。チェーンごとに駅からの距離の性格も違います。
- 駅からいちばん近いコンビニはどのチェーンか|全国1,882駅で数えたらファミリーマートが最多だった全国1,882駅について、駅にいちばん近いコンビニのチェーンを数えました。店の数では2番手のファミリーマートが34%で最多。セブン-イレブンは「3軒以内にある」なら83%で1位でした。地方ごとの違いも表にしています。
- 駅前のドラッグストアは地方で顔ぶれがまるで違う|全国1,882駅の最寄りのチェーンを数えた駅にいちばん近いドラッグストアのチェーンを全国1,882駅で数えました。北海道はツルハとサツドラで9割近く、愛知はスギ薬局、神奈川はクリエイトSD、九州はマツモトキヨシとコスモス。コンビニよりはるかに地域差が大きい結果です。
- 駅にいちばん近いスーパーは4割が地元の店だった|全国1,882駅で数えたチェーンの地域差駅にいちばん近いスーパーのチェーンを全国1,882駅で数えました。最も多いイオン系でも1割にとどかず、4割は全国チェーン以外の店。東京ではまいばすけっと、神奈川では東急ストアと相鉄ローゼンなど、鉄道会社系のスーパーも目立ちます。
- 人口が減っている街の駅前は、何が少ないのか|国勢調査と1,882駅の店の数を突き合わせた市区町村の人口の増減と、駅から徒歩10分以内の店の数を比べました。乗降客数が同じくらいの駅でも、人口が増えている街の駅前はコンビニと飲食店が多い一方、病院の数はほとんど変わりません。近畿では駅の半分近くが人口の減っている市区町村にありました。
- 駅の周りの地価は、乗降客数では決まっていなかった|1,859駅で地価と14の指標の関係を調べた駅から1.6km以内の住宅地の地価と、乗降客数・駅前の店の数・住んでいる人の年齢などの関係を1,859駅で調べました。地価といちばん強く結びついていたのは乗降客数ではなく、若い人や一人暮らしの多さでした。
- 東京23区と大阪市の駅前を比べたら|同じ規模の駅なら、大阪は飲食店とカフェが多く地価は3分の1東京23区の402駅と大阪市の131駅で、徒歩圏の店の数・地価・家賃・住んでいる人を比べました。乗降客数が同じくらいの駅どうしで比べると、大阪市の駅前はカフェが2倍、病院が近く、スーパーは少なめ。住宅地の地価は3分の1でした。
- 東京23区の駅前を区ごとに比べた|地価は港区が足立区の7倍、スーパーまでの近さは練馬区が1位東京23区の402駅を区ごとにまとめ、徒歩圏の店の数・最寄りのスーパーまでの距離・地価・家賃を比べました。都心の区はコンビニと飲食店が多い一方、スーパーは遠め。練馬区・目黒区・葛飾区は最寄りのスーパーまで60m以内でした。
- 大都市の駅前を比べたら、名古屋はスーパーが遠かった|札幌・仙台・横浜・名古屋・京都・大阪・神戸・広島・福岡など13都市東京23区と12の政令指定都市の駅前を、徒歩圏の店の数・最寄りのスーパーまでの距離・地価・家賃で比べました。名古屋市は最寄りのスーパーまで370mで、ほかの都市の2倍以上。福岡市の住宅地の地価は横浜市や大阪市を上回りました。
- 駅から100m以内に交番がある駅は4割|郵便局・交番・図書館までの距離を全国1,882駅で測った駅から交番・郵便局・図書館・公園などまでの距離を、全国1,882駅で測りました。交番は38%の駅で100m以内にあり、「駅前交番」の多さが数字でも分かります。一方、図書館は徒歩10分以内にある駅が半分ほどでした。北海道は交番まで410mと、ほかの地方より遠い結果です。
COIN LOCKERS
全国のコインロッカーの設置場所・サイズ・料金を集めたデータから分かったことです。
- スーツケースが入るロッカーは新幹線の駅に集まっていた|乗降客数では決まらない大きいロッカーの数JR東日本系のコインロッカー697か所を集計すると、スーツケースが入る大きいロッカーの38%が、新幹線の停まる21駅に集まっていました。1日の乗降客数が7千人ほどの越後湯沢駅は、79万人の新橋駅より大きいロッカーが多い。大きいロッカーの数は、乗降客数ではなく、旅行者が荷物を持って降りるかで決まっています。
- コインロッカーの「Lサイズ」は同じ大きさではない|内寸を比べたら高さ86cmと50cmがあった駅のコインロッカーの内寸を事業者ごとに比べました。JR東日本系のLサイズは高さ86cmなのに、東急線のLサイズは50.2cmで、JRのMサイズとほぼ同じです。サイズの名前ではなく内寸で選ぶべき理由と、荷物ごとに必要な大きさをまとめます。
- 改札の中と外、スーツケースを預けやすいのはどっち?|818か所のコインロッカーを集計駅のコインロッカー818か所を、改札の中と外に分けて集計しました。スーツケースが入る大きなロッカーの割合は改札の中の方が高く、改札の外には大きいロッカーが無い駅も54駅ありました。預ける場所の選び方をデータから考えます。
- コインロッカーの料金は駅でどう違うか|同じ事業者でも京都・新大阪・博多は高かった駅のコインロッカーの料金を、事業者・サイズ・駅ごとに比べました。JR東日本系のLサイズは多くの駅で1,300円ですが、東京・新宿などは1,400円、京都・新大阪・博多は1,500円。容量あたりで見ると、大きいサイズほど割安になることも分かりました。
- 東京駅でスーツケースを預けるなら|33か所のコインロッカーを改札の内外・出口ごとに整理した東京駅のコインロッカー33か所を、改札の中と外、丸の内側と八重洲側に分けて整理しました。特大のLWがあるのは3か所だけ。乗る電車や行き先によって、どこに預けると動きやすいかをまとめます。
- 駅のコインロッカーが全部埋まっていたら|427駅の6割はロッカーが1か所だけだった駅のコインロッカーの設置場所の数を427駅で数えると、275駅(64%)は1か所だけでした。そこが埋まっていたら駅の中にほかの選択肢はありません。埋まりやすい条件と、埋まっていたときの次の手を、データと合わせてまとめます。
SHIPPING ABROAD
購入代行5社の料金表と各国の送料・関税の決まりを突き合わせて計算しています。
- クリスマスに間に合わせるには、いつまでに出す?|海外への荷物の締切の目安を15か国・地域で計算した(2026年)2026年12月24日までに海外へ荷物を届けるには、いつまでに郵便局へ出せばよいか。日本郵便が公表している標準日数から、EMS・国際小包・国際エアパケットごとに15か国・地域の締切を逆算しました。アメリカへのEMSは標準でも11日かかり、1週間の余裕をみると12月4日(金)が目安です。
- 海外へ荷物を送るならEMSだけではない|航空便・船便・小形包装物の料金と、2026年に変わった送り方日本郵便で海外へ荷物を送る4つの方法の料金を、重さと送り先ごとに比べました。5kgをアメリカへ送ると、EMSは15,100円、船便は5,400円。SAL便の停止、小形包装物の書留の終了、アメリカあての新しい手続きなど、2025〜2026年に変わった点もまとめます。
- 海外へ送った荷物が壊れた・届かないとき、いくら戻るか|日本郵便の補償額と、購入代行5社の補償の違い海外へ送った荷物が壊れたり届かなかったりしたときの補償を、日本郵便の送り方ごとと、購入代行5社ごとに比べました。EMSは2万円まで無料で補償、保険の付かない国際小包は5kg以下で11,160円まで、小形包装物は補償なし。代行会社は、会社自身が払う3社と、運送会社への請求を取り次ぐだけの2社に分かれます。
- 日本の商品を海外へ送ると、費用のほとんどは送料だった|購入代行5社の総額を計算して分かったこと海外から購入代行で日本の商品を買うときの総額を、5社の料金表とEMSの送料、各国の税で計算しました。5,000円の商品を1kgでアメリカへ送ると、代行会社による差は最大1,003円なのに、送料は5,300円。安くするには、代行会社選びよりまとめて送る方が効きます。
- 海外への小さな荷物にも税金がかかる時代に|アメリカ・EU・イギリスなど9か国の免税枠を比べた(2026年)日本から海外へ送る少額の荷物の免税枠が、2025〜2026年に次々となくなっています。アメリカは2025年8月に800ドルの免税を停止し、2026年7月からは日本製品に最低12.5%の関税。EUは2026年7月に150ユーロの免税を廃止。9か国・地域の制度と、5,000円の品物にかかる税額を比べました。
- 海外に送れない日本の商品|模型の塗料・スプレー・電池入りのおもちゃが止まる4つの理由日本から海外へ送ろうとして止まりやすい商品を、理由ごとに4つに分けて整理しました。塗料やスプレーは飛行機の決まり、電池入りの商品は送り先の国と郵便の決まり、模造刀やエアガンは購入代行会社の決まりで止まります。代行5社の対応も表にしました。
DATA NOTES
このサイトで使っている公開データの扱い方と、個人開発の記録です。
- OpenStreetMapで駅前の店を数えるときの落とし穴|1,882駅を集計して分かった4つのことOpenStreetMapのデータで駅前の店を数えると、ドラッグストアが「薬局」として登録されていたり、同じチェーンの名前がばらばらだったりして、数字がずれます。1,882駅を集計して実際にぶつかった問題と、その直し方をまとめました。
- コインロッカー検索サイトを3か月で閉じた理由|個人開発の振り返り2026年7月に公開したコインロッカー検索サイトを、9月末で閉じました。427駅・818か所のロッカーのデータを自動で集める仕組みまで作ったのに、なぜ続けなかったのか。検索順位の実測、データ源への依存、ページの作り方の3つから振り返ります。
- 個人で駅と街を分析するために使った公開データ6つ|それぞれの細かさ・時点・注意点全国1,882駅の分析に使った公開データ(OpenStreetMap、国土数値情報の乗降客数と地価公示、国勢調査、住宅・土地統計調査、事業者の公開情報)について、何が分かるか、どのくらい細かいか、いつの時点か、使うときの注意をまとめました。